霧島ガストロノミーブランド
「ゲンセン霧島」

「ゲンセン」について

「ゲンセン」には「源泉」と「厳選」の意を含んでいます。霧島は天孫降臨の地であり 水や温泉が湧き出る地、ものが生じる源(みなもと)の地です。霧島では 常にモノ、コト、ヒトに湧き出しており私たちは、それらを厳選し発信しています。

「美味しい記憶を巡るまち」について

「美味しい記憶」とは霧島で受け継がれてきた食の記憶です。私たちは、単に美味しいだけではない、食を通じたあらゆる思い出や先人たちにより伝承されてきた技や知恵を大切にしています。「美味しい記憶を巡るまち」にはそんな食文化を巡ることができる霧島市にしたい、という思いが込められています。

霧島ガストロノミーブランド「ゲンセン霧島」認定制度について

霧島市の食にまつわるあらゆる産品・サービス・取組・活動を霧島ガストロノミーブランド「ゲンセン霧島」として認定し、産品・サービスは販路拡大や収益拡大を取組・活動は、本紙の魅力増幅・地域課題解決に繋げ、市全体の活性化に活用していくものです。認定部門は2つあり、審査は年1回、国内外の専門家が第三者の視点で評価を行います。
■ 産品・サービス部門(例)農林水産物、加工品、工芸品、料理、サービス、おもてなし など
■ 取組・活動部門(例)食育活動、イベント、伝統文化の継承活動、地域活動 など

ゲンセン霧島認定品

審査員長総評

期  日 令和元年11月12日(火)~13日(水)
場  所 霧島市役所別館4階大会議室
審査委員 7名

 「ブランド」とは常に市場視点があり、その変化に伴って進化し続けるものである。また、認定されたかどうかも重要だが、審査を通して得られた専門家からの具体的な評価や改善のフィードバックが財産で、それに基づく改善活動との両輪ではじめて霧島のブランド力全体を底上げできるものである。一方で、認定されたことでブランドイメージが高まり、販売成果等が創出されるメリットをより図ることで、申請へのモティベーションが高まる工夫も重要である。
今回、霧島市には価値高い資源が多様にあり、成長余地の大きさをあらためて実感したことと、第1回審査のフィードバックを受けて真摯にチャレンジされた事業者の姿こそ、本ブランド認定制度の趣旨と共感したところである。また近隣同業種において傑出した価値でも、広く類似業種含めた視点で評価すると改善も見出せる、そんな高い視点、専門的な知見での評価も一層審査員に求めらえることも浮き彫りになったように思う。

 前回からのテーマで、宇治茶から霧島茶というブランドづくり、麹をはじめ黒酢など醗酵領域の強みを生かした霧島ブランディング。いずれも品質は全国的にも高いのにかかわらず比してブランド力が伴っていないのが勿体ない状態と見受けられます。ブランド認定制度は個々の事業者への評価・フィードバックと全体を俯瞰しての共通した改善課題や、飛躍するための方向性までは指し示せるが、具体的に注力支援して群としてブランディングサポートする取組は別途推進していくことが期待される。

 前回特筆された、新たな地域や産業の課題解決を図りながら商品自体の独自性も高い事業や、名実ともに高い評価の食肉類などの群としてのブランディングのその後など、経過もレポートしながら、審査員からのアドバイスも受け推進につなげる工夫もあると審査機会を一層活かせるかと思う。

 最後に、認定事業者が一定数となり、星ごとの課題も違うフィードバックもなされたことで、事業者間の連携や、事業者自体自主的にテーマを掲げ連携し独自の活動を推進していければ頼もしい限りである。九州という立地だから狙いやすい海外の様な市場や連携できる地域。鹿児島だからこそ国内他地域と比して出せる特徴や個性。霧島にしか創出できない市場価値。を認定審査を経るたびに共に考え、仮にでも戦略やターゲットを設定、共有した取り組みを今後意識的に行っていければ、霧島ガストロノミーは期待以上の成果をきっと残せる関係者、認定事業者のメンバーであると既に確信します。

審査委員長

本田屋本店
代表取締役社長
地域プロデューサー
本田 勝之助

審査員の紹介

  • 一般社団法人
    ミス日本協会理事
    和田 あい
  • 東京農業大学教授
    東京農業大学「食と農」の博物館 館長
    江口 文陽
  • 「フレンチ割烹 ドミニク・コルビ」
    フレンチシェフ
    ドミニク・コルビ
  • NPO法人かごしま探検の会
    代表理事
    東川 隆太郎
  • NPO法人くすの木自然館
    代表理事
    浜本 奈鼓
  • 水産庁漁政部
    加工流通課長
    天野 正治
審査員長総評

2018年度版 霧島ガストロノミーブランド認定審査結果報告

1 期  日 平成30年11月14日~15日
2 場  所 霧島市役所別館4階大会議室及び公民館2階調理講義室
3 審査委員 8名

 本ブランド認定制度は、審査を通して得られた専門家からの具体的な評価や改善のフィードバックが財産であり、それに伴う改善活動を推進し霧島のブランド力全体を底上げしていくことが主たる目的のひとつである。全国に出しても傑出した価値をもつ産品サービス・取組が見えるようになり、なぜ素晴らしいのか?他との違いはどこにあるのか?といったことを具体的に地域に伝え、自らの磨き上げの示唆と動機向上を図るチャンスが得られたことが認定審査の成果だと思う。また、今回、霧島市には高い品質とブランドがある領域を再確認しつつも、視座を高く持つことで課題も浮き彫りにされたところである。

 課題には、お茶の一般消費者イメージとしてもはや宇治茶から霧島茶というブランドづくりとしての戦略の課題や、鹿児島ブランドが強い黒豚は、霧島ブランドになるような特徴の見出しとブランド戦略の課題、黒さつま鶏は上記より霧島としての独自性があるが、クオリティーや客観的評価を今後得ていく取組や生産体制の拡充が課題としてあげられる。一方で、黒酢は霧島の独自性もあり全国的なブランドとして立っていてクオリティーも高いが、あえて課題を挙げるとすれば、健康志向の今の商品価値がやや古くも感じられ飽きられているようにも思われるため、そのイメージを脱却できる方向性を見出せることを期待したい。

 今回特筆すべきなのは、新たな取組でブランド化はまだされていないが、霧島モデルとして新たな地域や産業の課題解決を図りながら商品自体の独自性も高い事業を見出せたことにある。今後地域一体となって引き上げサポートして霧島の新たな顔にしていくことが期待される。

 最後に、選ばれたものがその後、効果的にPRされ、それぞれの評価ポイントをいかに伝え、それが多くの方の学びとなり、改善活動の仕組みが推進され、事業者・団体だけではなく、集合体としてブランド化されるための課題が取り組まれることなど、認定審査において、貴重な意見が出されたことは本認定審査の審査員各自が趣旨を十分に理解され、単に星の数で一喜一憂せぬ全体戦略を重視し、今後の霧島ガストロノミーに期待するものなのだろうと思う。

審査委員長

本田屋本店
代表取締役社長
地域プロデューサー
本田 勝之助

審査員の紹介

  • 一般社団法人
    ミス日本協会理事
    和田 あい
  • 東京農業大学教授
    東京農業大学「食と農」の博物館 館長
    江口 文陽
  • 「フレンチ割烹 ドミニク・コルビ」
    フレンチシェフ
    ドミニク・コルビ
  • クラウドファンディングサイト「Makuake」
    代表取締役社長
    中山 亮太郎
  • NPO法人かごしま探検の会
    代表理事
    東川 隆太郎
  • NPO法人くすの木自然館
    代表理事
    浜本 奈鼓
  • 水産庁漁政部
    加工流通課長
    天野 正治
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