コラム

ゲンセン霧島の審査ってどんな様子? 2020年度の様子を紹介します

2021年度のゲンセン霧島の応募締切まで1ヶ月をきりました。

そこで、今回申請を検討頂いている方に、ゲンセン霧島の審査がどのように行われているか、少しでもイメージして頂ければと、昨年の様子を紹介します。

審査は、一次審査、二次審査のステップで行われます。

一次審査は「申請書」「PR素材」で審査

一次審査は、2020年10月中旬、霧島市役所内の一室で行われました。
提出頂いた「申請書」「PR動画」「PR画像」を元に(産品の場合は、試食も行い)審査が行われます。

手元には申請書類、プロジェクターには提出された写真・動画を投影

この一次審査の結果(各審査項目ごとのコメント、二次審査でさらに詳細に聞きたい内容など)を、後日申請頂いた事業者さんにお伝えします。

二次審査は「プレゼン」による審査

そして、一次審査から2ヶ月後の12月、二次審査が行われました。
二次審査はプレゼン・質疑応答による審査です。

プレゼン方法は、事業者さんごとに千差万別。昨年度のプレゼンの様子を少しご紹介します。

「みかん」の魅力をお客様に伝えるために、リーフレットや箱のパッケージデザインにも力を入れている野元果樹園さん。
そんなこだわりも紹介するため、リーフレットに掲載している「みかんカレンダー」を使い、品種ごとの収穫時期や味の違いをプレゼン。また、贈答品用の化粧箱へのこだわりなども紹介していました。

 

「竹にデザインされた彫刻」「竹に封入することで作り出される”香り”や”飲み口”」が特徴の竹焼酎。
外観だけでは伝えきれない部分を紹介するために、焼酎を開ける振る舞いをその場で実演した竹焼酎きりしまさん。開けた直後の香り・味をプレゼンされていました。

 

収穫時期が8月であるシャインマスカット。二次審査が行われた12月は収穫時期が過ぎ、マスカットの実物を前にしてのプレゼンができなかったはぎいわ農園さん。しかし、そんな中、少しでもマスカットを育てる様子を伝えるべく、動画や写真で農園の様子やこだわりの農法をプレゼンされていました。

このような形で、それぞれの事業者さんが、短いプレゼン時間の中で、産品・サービス、取組・活動の特徴やこだわりを紹介していました。

審査委員の方も真剣な眼差し

そして、審査委員の方も、申請する産品や取組のことを深く知ろうと真剣な眼差しででプレゼンを聞きます。
産品の場合は試食を行い、事業者さんへ質問しながら会話をします。

審査委員は、地域プロデュース、食と農、商品開発、小売など各専門家が集まっています。それぞれの専門分野からの視点での質問も多く投げかけられていました。

※審査委員の情報はこちらから

そして、プレゼン審査が行われた翌日、各審査委員の審査結果を元に、それぞれの視点からの審査ポイントなどが議論されます。

ここでは、審査結果を決めることはもちろん、それぞれの事業者さんへ「どのような支援が必要か」「どのような点を強化していくとより良いのか」なども含めて話し合いが行われました。

審査のイメージが少し膨らんだでしょうか?

2021年度のゲンセン霧島の募集は9月30日(木)締切です。申請お待ちしています。
申請の詳細はコチラから!

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